2.魅力あるまちづくり(快適生活環境プロジェクト)
(1)計画的土地利用
工業用地・農地・宅地・商業用地などの土地利用を明確化し、より有効的な土地利用を推進し、また、未利用地の適切な転用なども積極的に促します。
(2)活力ある生活基盤整備
高速交通体系、大量輸送とますます進化するモータリゼーションに対応し、平成9年には、東北横断自動車道秋田・北上間が供用開始、大規模農道構想として、湯沢市から出羽丘陵を経由して八郎潟町〜八森町を結ぶ基幹農道工事が進行中であります。さらにはJR田沢湖線のミニ新幹線化が平成9年には完成予定であり、高速交通ネットワークの整備による人的・物的交流が増加するものと見込まれます。
当町においても、県道大曲・大森線の狭隘部分が整備中であり、町道についてもこれらに通じる主要町道と集落を結ぶ生活関連道路の計画的整備を進めます。
また、子供やお年寄り等の交通弱者が安心して利用できる歩道や街灯、景観等を配慮した文化的道路の整備を進めます。
路線バスは地域住民の生活の足として、重要な役割を果たしております。今後とも存続はもちろん、利用者の立場に立った新たな路線の設定、変更なども併せてその確保に努めます。
町民にやすらぎとうるおいを与える公園の整備は、「大森リゾート村」を核とし、余暇時間の増大・多様化する価値観に適応したスポーツ公園を整備するほか、各集落における農村公園等の特性を生かした公園の整備を進めます。
本町の水道は、雄物川伏流水からの上水道・地下水・治山ダムよりの簡易水道からなっており、今後増大する生活用水と飲料水の安定供給を図るため、送配水管等の更新、配水池の再整備を計画的に進め、安心できる水供給に努めます。
本町は、出羽丘陵の山あいに集落が散在しております。このため、なだれ等の災害防止のため、治山治水事業や災害危険住宅の移転事業を進めており、また、住民が安心して住めるような防災体制の整備を図るため、さらに高度な防災行政無線等の整備を進めます。
雪は、生活環境や経済活動に多くの不利益をおよぼしており、雪と共存した雪を克服した生活基盤づくりが急がれます。このため、雪に強い快適なまちづくりを目指し、利雪・克雪対策を進めていきます。
(3)うるおいのある生活環境づくり
近年、所得の増大とともに物質的な豊かさが高まり、心の豊かさを求める傾向にあります。
町のおよそ7割が山林原野であるという自然環境に恵まれておりますが、これを保全し、良美な生活環境にづくりを積極的に創造していきます。
環境衛生については、農業集落排水事業(下水道)により、すでに大森地区と川西地区の一部が供用開始され、今後、「小規模集合排水処理施設整備事業」「個別排水処理施設整備事業」を加え、全町の整備・普及を推進します。
また、生活様式の変化と大量消費の結果、全国的にゴミの量は年々増える一方でありますが、処理体制の整備、分別収集、リサイクル活動等により、ゴミの減量化を進め、公害防止に努め、強力な環境監視体制づくりを押し進めます。
今後の宅地化について、民間を含めた開発は、人を重視したゆとりのある良質な住宅地が供給されるよう努めます。公営住宅については、老朽住宅の立て替えを促進し、高齢者や低所得者向けの住宅の建設、若者の定着を図るため若者定住促進住宅の建設等住民の要望にあった住宅の建設、宅地開発などに努めます。